がっこうたんけんx

SG-Touring Club

2006年5月4日 京都北部日帰り ツーリングレポート
(全走行距離 233km:平均燃費17.9km/h)

大型連休だもの家族サービスもしなきゃ(^^;) でも、せっかくだから一日ぐらいは…
大阪〜京都 渋滞に遭わないことを願って
周山街道 ハイスピード巡航(要注意)
周山街道と
その周辺
時間を持てあまし気味だった
美山地区 たくさんのライダーと会いました
湖西に向かって 交通量が少なく快適走行
   
 今年のGWは天候に恵まれている。今日の天気予報も完全に「晴れ」。気温も平年に比べて高めということで、まさに絶好のツーリング日和になった。
 今回のツーリングは周山街道を走るので、京都市内が混むかもしれないと予想していた。
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大阪〜京都

07:00  朝7時に家を出た。京都に向かう1号線は、京都南IC付近で若干混雑したものの、交通量も少なめで快適に走ることができた。
 十条通を西に向かい、西大路通を北上。西大路五条から五条通をさらに西進。五条天神川から周山街道に入った。GWでもあり、交通量の多い道であることは覚悟していたが、3台並んで走っていた乗用車を信号待ちの間に前へ出ると、そこからは全くスムーズに走ることができた。
 気温は20度から21度。本当に気持ちがいい。こんな時は、無理にスピードを出そうという気持ちにさえならない。(時間的な余裕もあったのだろうけど…)
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周山街道

上弓削ロードパーク

 杉林の中、快適なワインディングが続く。
 栗尾峠を過ぎたあたりで、それまでの杉林が開けて眼下に周山の街並みが見えた。かやぶきの屋根も見える風景は、今思えば写真に撮っておきたかった場所だった。
 山を下って周山の市街地を過ぎると、道路は長い直線道路になった。一気にアクセルを開けたくなるような道だ。しかし、こういう場所は取り締まりにももってこいの場所でもある。開けたくなる衝動を抑えて、制限時速+αの速度で走った。(まわりに車が無い上に、急ぐ要素が全く無かったからかもしれないけれど…)
 長い直線道路が終わり、杉林の中に入るとすぐ、左手に『カモノセキャビン』が見えた。4台ほどバイクが止まっていたが、今回はパス。
08:20 『カモノセキャビン』を過ぎてすぐ、『上弓削ロードパーク』という所で1回目の休憩。予想していたよりもずいぶん早く京都市内を抜けることができたと思った。
 国道沿いには、『ロードパーク』という休憩所がある。今回のツーリングで初めて目にした休憩施設だったので、はじめは『道の駅』のようなものかと思っていた。しかし、東屋があるぐらいの駐車スペースだった。
 10分ほど休憩して出発。広い2車線の道はカーブもゆったりしている。
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周山街道とその周辺

美山ふれあい広場

 

 

神田の水

 

 

 

 

08:30  周山街道との分岐地点にある道の駅『美山ふれあい広場』に到着。黄色いドカが1台止まっていた。「やっぱりここって、休憩ポイントなんだなぁ。」と思っていたら、次から次へといろいろなバイクが入ってきた。到着時には2台だったバイクが、自販機でコーヒーを買っている間に、12、3台のバイクがずらっと並んだ。
 出発して2時間以内でここに着くとは思っていなかった。このまま一気に小浜まで抜けて、日本海まで行こうかとも考えた。しかし、家庭的諸事情(^^ゞがあって、今回は断念。
 ここで手に入れたパンフレットを見て、『神田の水』と『美山かやぶき美術館』を見に行ってみようかと決めた。普段のツーリングならあまり観光をしないけれど、予定より早く着いたので時間つぶし(?)の意味もかねて…。
 しかし、美術館の開館時間は10時。美術館まではおそらく10分ほどで着くだろうから、「開くまで、まだ1時間近くあるやん。」と思ったらよけいに暇になった。トイレに行ったり地図を何度も見たりしたけれど、思ったよりも時間が進まない。じっとしているのももったいないので、ゆっくり出発することにした。
13:20
 府道19号線は制限速度が50km/h。その道の左端を40km/hでトロトロ走った。暖かい日差しの中、車がほとんど走っていない田舎道をのんびり走るのは本当に気持ちよかった。10年ほど前のGWに走った、『高野龍神スカイライン』の快適さに匹敵するような気持ちよさだった。
 10分ほどで「神田(じんでん)の水」に到着。水をくみに来ている人もなく、危うく通りすぎそうになるほどひっそりとしていた。「ご自由にお飲み下さい」というその水を一口いただいて、出発。
09:45  『かやぶき美術館』の開館時間にはちょっと早いけれど、とりあえず行くだけでも行ってみた。すると、すでに見学をしている人もいた。「なんだ、これならもっと早く来ても良かったかもなぁ」と思った。
 2軒のかやぶき民家があって、美術館と郷土資料館になっていた。2館共通で500円。でも、今回は外から見ただけで終わり。ちょっとおなかも空いてきたし…。
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美山地区

おいしいソフトでした

 

 

店もかやぶき屋根

 

 

10:00  美術館を出発。再び道の駅のそばまで戻るが、寄る必要もないのでそのまま通過。府道38号線を『かやぶきの里』へ向かう。
 その途中でガソリンを入れるが、その間にも、たくさんのバイクが通りすぎていく。スタンドの兄ちゃんによると、これからバイクの多くなる季節で、ガソリン待ちで行列のできることがあるとか。
16:10  しばらく走っていると、左手に『手作りハム・ソフトクリーム』ののぼりが目についた。『美山おもしろ農民倶楽部』という店で、おいしそうなハムがたくさんあった。
 ソフトクリームも美山牛乳を使ったものということで、とてもおいしかった。

↑かやぶきの里 北地区↑
10:30  『かやぶきの里』に到着。駐車場もほぼ満員だったが、バイクもたくさん止まっていた。
 お昼の時間にはまだまだ早いが、食事をすることにした。美山産のそば粉を使ったそばと長野産のそば粉を使ったそばとがあったが、美山産の方が値段は高い。「とれる量が少ないからか?」と思ったけれど、謎は謎のままで長野産のそばを食べた。
11:20  おなかも満足して、走り出した。あいかわらずのんびりした走りをしていたので、後ろから来るバイクに道を譲りながらの走行だ。
 やがて山間部に入ってくると、さらにのんびり走っている四輪車に追いつく。しかし、少しでも広い場所を見つけては道を譲ってくれる。きっとたくさんのバイクが追い越しをかけていたんだろうなぁと思った。
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湖西に向かって

 

 

 

 

 

 

奥に、広河原スキー場 (^^ゞ

 高度が上がるにつれて、満開の桜が目に付くようになってきた。少し散り始めのようで、道路が淡いピンクに染まって、とても美しい。
11:45  唐戸渓谷でバイクを止める。お花見を楽しむ人たちや桜を撮影している人などもたくさんいた。
唐戸渓谷
12:10
  さらに高度が上がり、佐々里峠に到着。普通ならおそらく通りすぎていくところだろうけれど、バイクや車がけっこう止まっていたので、なんとなくバイクを降りてみた。
 バックパッカーのおじさんたちが、峠の小屋(石積みの壁なのでかなり頑丈そう)で小休止していた。ハイキングコースの途中にある休憩所としてはかなり頑丈な作りで、冬になるとこのあたりはかなりの豪雪地帯なのではないかと想像できる。
 峠を過ぎて2,3分の所に、たくさんの自動車が止まっている場所があった。「なんだろう?」と思ってバイクを止めてみると、『広河原スキー場』の看板があった。
 スキー場があるくらいだから、やっぱりこのあたりは雪がいっぱい積もるんだなと思った。
 スキー場を過ぎて少し走ったところで、府道110号線に入る。これは、国道367号線(鯖街道)につながる道の一つだが、あちこちでBBQの匂いがする。キャンプ場があるにはあるけれど、すぐ横を流れる川の河原は、どこでもキャンプができそう。道路の幅は広くないが、ところどころ道路幅の広がっている場所のそばでは、たいていキャンプを楽しんでいるようだった。
 車を止める場所に気を遣えば、無料でキャンプが楽しめそうだ。
13:30  国道367号線を南下、京都方面に向かう。『途中トンネル』の手前を左折して、湖西道路で大津方面へ。
 どの道も流れがスムーズで、GWでも一日中快適なツーリングが楽しめた。
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