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SG-Touring Club

2004年 8月9・10日 奥津温泉露天風呂ツーリングレポート

 ツーリングではあまり行ったことのない中国地方を走ろうということで計画した今回のツーリング。
日本のエーゲ海といわれる「牛窓」を巡り、備前三大温泉の一つ「奥津温泉」で露天風呂を楽しむ旅。

 

(走行距離 598km・燃費20.5km/L)

  集合〜姫路
  姫路〜牛窓
  牛窓〜岡山市街〜津山
  津山〜奥津温泉
  帰路
   
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集合〜(阪神高速)〜姫路

大阪や神戸あたりの混雑を避けたいために、集合時間を朝の5時にしたにもかかわらず朝目覚めたときには、集合時間を過ぎていた!.。ooO(゜ペ/)/
完璧に寝過ごしてしまった。
大急ぎで準備したものの、結局予定時間を1時間オーバーした。(^^ゞ
「申し訳ない…」という気持ちで集合場所へ行き、出発した。
 
阪神高速で市内を抜け、神戸線へ。
まだまだ渋滞の時間には早かったので、順調に神戸をすぎる。
しかし、第二神明道路に入ったとたん「渋滞12km」の表示が…
途中のICで降りようかと思ったが、せっかく払った通行料がもったいなくてなかなか降りる決心がつかない。
路側帯を走るバイクもいたが、万が一警察のお世話になったら出鼻をくじかれることにもなりそうなので渋滞の中をジッと我慢した。
「少し流れ出したかな?」と思ったところで「渋滞8km」の表示。
思い切って(?)、玉津ICで降りることにした。
国道2号線を西進して、明石西ICから加古川バイパスに乗る。
しかし、まだ渋滞は続いていた。(T.T)
おしりも痛くなってきたので、休憩。
姫路SAで、モーニングサービスのトーストを食べた。
休憩が終わり、「またあの渋滞か?」と思う時が重いので、海岸線まで出て国道を走ることにした。

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姫路〜(岡山ブルーライン)〜牛窓

渋滞とは無縁の快適な海岸沿いの道を快走。
左手に、岡山ブルーラインの入り口が見えてきた。
走り出してすぐ、海を渡る橋を通った。突然視界が広がり、とても気持ちよい風景だった。
しかし、いいことは長く続かない。一台のトラックが、黒い排気ガスをまき散らしながらゆっくり走っている。
黒い排ガスが目の前にあると気分が萎えるので、すかさず休憩に入る。
気持ちも新たに、また走り出した。
気分を損なう排気ガスもなく、快走できた。
(通行料金が無料だったのも嬉しい誤算だった)
邑久ICで降り、牛窓へ。
その途中、田舎の香り(!)が充満していた。

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牛窓〜岡山〜津山

牛窓を出て、県道39号線で岡山市街へ向かう。
時間は昼頃になり、暑さはますます増してきた。
やがて岡山市街に入り、昼食。
GSで津山までの所要時間を尋ねてみると、
「60km強というところやから、1時間半ぐらいかな?」
という返事。そしてそのついでに、
「途中のドライブイン周辺で、速度違反の取り締まりをしていることがあるから気をつけや。」
というありがたいアドバイスもいただいた。
国道53号線で津山へ向かう。
通行量は少なく、快適に走ることができた。
途中、GSで聞いていたドライブインがあった。
ただ、この日の取り締まりはなかった。(^_^)v
津山市へは午後5時前に着いた。宿泊場所を探してウロウロしたが、とあるビジネスホテルで部屋をとった。
しばらく部屋でゆっくりしていたら、突然大きな雷が鳴り、夕立が来た。
ほとんどタッチの差で雨に遭わずにすんだことになる。ラッキーだったかも!
ホテルの近くにある居酒屋で、夕食をとる。

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津山〜奥津温泉

 

奥津峡にて

 

ホテルでの朝食は7時から。
朝6時に目が覚めたので、荷物の整理をして7時にはチェックアウト。朝食を食べた。
夕べの雨もすっかり上がり、涼しささえ感じる。
ホテルを出発したの7時20分。今回の目的地である奥津温泉は、30分ほどで到着するはず。しかし、奥津温泉は朝の9時まで地元の人が洗濯をするので、入浴はできないことになっている。
だから、今から急いで走っても時間をもてあますだけなので、制限時速を守ってゆっくりと走った。空いた道をゆっくり走るのは気持ちいいけれど、他の車の邪魔にならないかということが気にかかり、バックミラーばかりを覗いていた。
それでも8時頃には着いてしまい、時間が余ってしまったので、奥津温泉の手前にある奥津峡で道草することにした。
 
奥津温泉に戻ったのは、8時45分頃。共同浴場では、男の人が一人洗濯をしていた。

 
川沿いにある露天風呂なら今でも入れるかと思ったが、水だったので入れない。

 
9時になるのを待って共同浴場に入った。あいかわらず洗濯を続けていたので、
「あの〜、お風呂に入らせてもらってもいいですか?」
と尋ねてみた。すると、その男性は軽くうなずき、目を風呂の方にやった。
 
浴槽が3つあり、奥から温泉がわいてきている。
手前の脱衣場(といっても、脱いだものを入れる棚があるだけ)で着ているものを脱ぎ、一番奥の浴槽に入る。適度な熱さが気持ちよかった。
少しばかりゆっくりしていると、洗濯かごを持った女性が洗濯をしに来た。僕たちが風呂に入っているのを知って、背中を向けて洗濯を始めた。
さあ、僕たちはどうしよう?手近にあるのはタオル一枚だけ。当然素っ裸。風呂から上がったらしっかり体をふこうと思っていたのだが、こっちも気恥ずかしい。
と、あれこれ考えてみたけれど、どうしようもないので、堂々とお風呂から出て、体をしっかりふいて、出てきました。

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帰 路

温泉でしっかりと体を暖め、あとは中国山地のまっただ中をゆっくり走って帰るだけ。
途中、一時雨に降られちょっと気が滅入りそうになったけれど、それもじきにあがり、雨具を出すことはなかった。
 
途中の道の駅で、ピオーネをおみやげに買う。←家族持ちにはこれが大切。(^^ゞ
これがまた、想像以上に甘く、すごくおいしかった。他のぶどうとの詰め合わせもあったが、ピオーネだけの詰め合わせを購入した。(しょうじき、ちょっと高め(T.T))
その後の道もそれほどの渋滞はなく、夕方には自宅近くまで帰ってくることができた。

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