究極の海外旅行!?
開演ベルが鳴る前に
1988年・中国自由旅行のひとこま
高橋 豊
1上海雑伎団、というサーカスチームがある。日本を発つ前から、人間離れした演技とパンダの曲芸で有名な彼らを間近でぜひ見たいと思っていた。 手元の情報誌には、
2 「どこに、ダフ屋はいるのだろう。」
3 不思議なものである。雑伎場前の広場にへたり込んでパンをかじり出すと、それまでダフ屋の顔しか見えていなかったのに、周りの旅行者や景色などがよく見えるようになってきた。
教訓。情報誌など信用せず、ともかく当たってみること。自由旅行を楽しむには、これを忘れちゃあいけない。 |